【第4話】if文について【ビットコイン自動売買ツール】
こんにちは。
ばったんです。
「も~しも~、き~み~が~、ひ~と~り~な~ら~♪」
・・・
今回は、if文を紹介しようと思います。
1、if文と真偽値
if文とは、翻訳すると「もしも...」という意味です。
条件を付けたい時に使用します。
使い方はこのような感じ。
if(条件文) {
条件が成立した時の処理
}
else {
条件が成立しなかった時の処理
}
例えばですが、条件文の所に「x == 3」を入れると、「もしも、変数『x』が『3』の場合なら」という条件になります。
「x==3」が成立していたら条件が成立した時の処理。
条件が成立しなかったらelseの後にある条件が成立しなかった時の処理。
というわけです。
ここからは細かい説明です。
if文の処理時、まずは条件文が成立しているか判定します。
判定できたら、条件文を「真偽値」に変換します
「真偽値」って難しい用語ですね。
簡単に言えば、「正しい」か「偽り」なのかを表す値です。
条件文が正しければ、
if(条件文) →if(True)
条件文が偽っていれば、
if(条件文) →if(False)
に変換されます。
そして、if文は「True」なのか「False」なのか見て、その後の処理を決めているのです。
因みに、真偽値は変数の種類でもあります。
整数は「int」、少数は「double」でしたが、「真偽値」は「booblean」もしくは「bool」です。
これはどちらでもかまいません。
boolean x;
x = True;
これで、変数『x』に『True』が入りました。
ここで問題です。
if(x == 3)→if(True)になっているだけなのであれば、
if(True)をそのまま入力しただけでも処理してくれるのでは?
答えは〇です。
例えば、以下のプログラムでも同じです。
boolean x;
x = True;
if(x) {
この中の処理が実行されます。
}
2、演算子
条件文「x == 3」について、イコール2個の部分を、演算子と呼んでいます。
演算子 | 意味 |
a == b | aはbと同じか |
a != b | aはbと違うか |
a > b | aはbより大きいか |
a >= b |
aはbより大きいか または aとbは同じか |
a < b | aはbより小さいか |
a <= b |
aはbより小さいか または aとbは同じか |
演算子を見ると、数学で使う記号なので、何となく分かりますね。
3、複数の条件文
例えば、変数『x』が1~10の間にある場合に処理したい時、どうしますか。
if( x >= 1) {
if( x <= 10 ) {
1以上10以下の場合に処理がされます。
}
}
これでも正解ですが、if文を一つにまとめることもできます。
if( ( x >= 1 ) && ( x <= 10 )) {
1以上10以下の場合に処理がされます。
}
カッコで分かりづらいので、if文の条件文だけを抜き出します。
( x >= 1 ) && ( x <= 10 )
2つの式を『&&』という演算子で判定していますね。
『&&』は、左の条件と右の条件が成立した場合という意味になります。
演算子 | 意味 |
&& | 左の条件と右の条件が成立したか |
|| |
左の条件が成立したか もしくは 右の条件が成立したか |
4、まとめ
どうでしたか。
条件を付けたい時に使用するif文は、プログラミングで大活躍です。
これはプログラム言語のC#だけでなく、他の言語でもほとんど同じなので、知っていて損はありません。
使い方は次の通り。
if(条件文) {
条件が成立した時の処理
}
else {
条件が成立しなかった時の処理
}
因みに、こんな使い方もできます。
if(条件文①) {
条件文①が成立した時の処理
}
else if(条件文②) {
条件文①が成立しなかった
かつ
条件文②が成立した時の処理
}
else {
条件文①と条件文②が成立しなかった時の処理
}
初めは少し難しく感じますが、心配ありません。
何度も使うので、すぐに慣れてくるでしょう。
ではでは、今日はここまでにしておいて、
次回はfor文について解説します。
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