【第5話】for文について【ビットコイン自動売買ツール】
こんばんわ。
ばったんです。
今回は、for文について解説します。
1、for文の実行
処理を3回、繰り返すプログラムを作ってみます。
以前、作成した「Test」プログラムを以下のように修正して下さい。
以下の結果が表示されたらOKです。
それでは、次は「1回表示」から「10000回表示」まで書いて下さい。
・・・
嘘です。
10000行もプログラムを書いていると、指も疲れますし。
行数がとんでもないことになります。
こんな時に役立つのが、for文です。
for文は、繰り返し文。
何度も、何度も、処理を繰り返す時に使用します。
以下のようにプログラムを修正して実行してください。
以下の結果が表示されたらOKです。
ちょっとびっくりさせましたね(笑)
2、for文の使い方
for文の使い方は以下の通りです。
for(変数の宣言; 条件文; for文の最後に実行する処理)
{
繰り返す処理
}
変数の宣言ですが、
「int y」
「string text」
「double number」
変数の種類を設定する部分です。
変数の宣言について、忘れた方は
を見直して下さい。
for(変数の宣言; 条件文; for文の最後に実行する処理)
{
繰り返す処理
}
条件文ですが、演算子を使って書きます。
「y < 100」と書けば、y が 99 までの間、繰り返す。
「x == 5」と書けば、x が 5になるまでの間、繰り返す。
使い方は様々です。
演算子 | 意味 |
a == b | aはbと同じか |
a != b | aはbと違うか |
a > b | aはbより大きいか |
a >= b |
aはbより大きいか または aとbは同じか |
a < b | aはbより小さいか |
a <= b |
aはbより小さいか または aとbは同じか |
for(変数の宣言; 条件文; for文の最後に実行する処理)
{
繰り返す処理
}
for文の最後に実行する処理については、変数への処理を記載します。
変数が「x」であれば、
足し算「x = x + 1」
引き算「x = x - 1」
掛け算「x = x * 2」
割り算「x = x / 5」
因みに、「x ++」と初めのプログラムで書きましたが、「x = x + 1」と同じ意味です。
「x --」と書くと、「x = x - 1」にもなります。
ちょっとした小技です。
ここで注意点ですが、条件文には気を付けて下さい。
条件が成立しなければ、処理は実行されません。
for(int x = 1; x <= 0; x = x + 1)
{
Console.Write("ここは一度も処理されません。");
}
条件文を空欄にしてしまうと、for文の中を永遠と繰り返してしまいます。
for(int x = 1; ; x = x + 1)
{
Console.Write("永遠と処理されます。");
}
この状態のことを永久ループと言います。
3、まとめ
いかがでしたか。
for文は、処理を繰り返したい時に使えます。
同じような処理を大量に実行するとき、便利ですね。
よく使う、for文の使用方法は、以下の通りです。
for(int x = 1; x <= 繰り返す回数; x ++)
{
Console.Write( x + "回目");
}
今回はここまでにしておきます。
今まで紹介した方法を習得すれば、それなりにプログラミングができます。
自作でプログラムを作って、楽しんでみてください。
次回からは、実際にBitFlyerへアクセスして、ビットコインの自動売買ツールを作っていきます。
しっかりと予習・復習をしておいて下さいね。
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では。