【第2話】変数の宣言とメソッドの作り方【ビットコイン自動売買ツール】
こんばんわ。
ばったんです。
前回は、変数とメソッドを使って簡単なプログラムを作成してみました。
今回は、変数の種類について説明します。
また、メソッド(関数)についても、少しだけ触れていきます。
1、変数の種類
変数「x」に「100」を入れる時は、
①『 int x; 』で、メモリ(パソコンの記憶する場所)の一部を確保する
②『 x = 100; 』で、確保したメモリに100を保存する
という流れでプログラムを書きます。
これで、変数「x」を呼び出すと、100が表示できるようになります。
実は、100のような数字以外にも、文字も入れることができます。
しかし『int x; 』の書き方では、数字しか代入できません。
なので、文字を入れる時は『String x; 』という書き方をする必要があります。
前回作成した「Test」プログラムを、画像のように編集してみてください。
これで、変数「x」に文字を入れました。
画像のように表示されたらOKです。
ここで気を付ける点は、文字を入れる場合は「"」(ダブルコーテーション)で囲む必要があります。
"こんな感じです。"
数字は 「"」で囲む必要がありません。
"100" のように数字を囲むと、数字としてではなく文字として認識されます。
『int x』に"100"は入りません。
『String x』に"100"は入ります。
数字(整数)の時は『int x』
文字列の時は『String x』
小数点の時は『double x』
その他にも、種類が沢山あります。
興味がある方は調べてみて下さい。
ビットコイン自動売買ツールを作る中で、見たことのない変数の種類は、その都度説明します。
2、メソッドの使い方
メソッド(関数)について、前回のおさらいです。
①画面に表示する処理
『 Console.Write( ); 』
②待つ処理
『 Thread.Sleep( ); 』
それぞれのことをメソッド(関数)といいます。
メソッド=処理をひとまとめにしたもの、でしたね。
実は、メソッドを自分で作ることができます。
それはそれは便利なので、ここでメソッドの作り方を紹介したいと思います。
「Test」プログラムを、画像のように編集してみてください。
実行すると、初めのプログラムと同じ画面が表示されます。
次は、画像のように『Method(); 』を3行にして下さい。
これを実行すると...
「Method」の中の処理が3回実行されました。
メソッドは、処理をまとめることができます。
メソッドを知らなかったら、同じプログラムを何回も書く必要があります。
そう考えると、とても便利なことが分かりますね。
因みに、「Method」の部分はメソッドの名前なので、何でも名前を付けることができます。
static void NandemoOK() {
}
プログラムをよく見てみると、今まで呪文のように書いていた
『 static void Main(string args)』
これもメソッドです。
「実行」ボタンを押した後、『Main』メソッドが呼び出されます。
static void Main(string args) {
この中にプログラムを書いていた理由がそれです。
}
3、まとめ
変数には、多くの種類があります。
よく使うのは、整数・小数・文字列です。
『int x』のように、メモリを確保して、変数の種類を指定することを、変数の宣言といいます。
簡単に言ってしまうと、変数の初期化です。
また、メソッドの作り方も説明しました。
処理をまとめることができるので、プログラムに書く手間が省けます。
全体のプログラム内容が大きくなっても、メソッドにまとめることで分かりやすくなります。
プログラムを整理する、便利な方法ということになりますね。
さて、少し疲れましたが、もう一度メソッドを見てみて下さい。
static void Method() {
}
「Method」はメソッドの名前でしたが、「static」「void」メソッドは何?と疑問に持つかと思います。
今日はここまでにしておいて、次回は「static」「void」の部分に着目して、メソッドについて細かく説明します。
興味を持って頂けたら、フォローやリツイートをよろしくお願いします。
コメントやDMも気軽に飛ばしてください。